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お買いもの日記だったり、つぶやきだったり

大吾くん、再び!

昨日、街を歩いていたら懐かしい人を発見!

とは言っても2次元の世界の人ですが。

東京消防庁<平成24年度防災週間の実施について>

め組の大吾 (01) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

め組の大吾 (01) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

め組の大吾」の主人公・大吾君が東京消防庁防災週間啓発ポスターに登場してましたよ。

どうして今の時期に大吾君?と思いましたが、この漫画連載が終了してから早10年以上、たぶんその頃これを読んだ子供達の世代が消防士を目指し、現場で活躍している時期なのかもしれませんね。
そう考えると何だか感慨深いです。



消防士さんというと、前にも書いたかもしれませんが職場の研修でお会いできたレスキュー隊長さんをを思い出します。
その研修は阪神淡路大震災から1年も経たない頃だったかと記憶してます。その隊長さんは命を受け東京消防庁の中でいち早く大震災の現場に向かった人でした。
研修では現場での経験のお話もさることながら、隊長さん自身から発するオーラみたいなものに圧倒されました。スライドを使いつつ、研修の教室内をときどき歩き回りながら話しているだけなのに、身のこなし、話の仕方に無駄が無いというか隙が無いというか…いつ現場に向かう命令が来ても、すぐ対応できる緊張感みたいなものがバリバリなわけですよ。きっと、私のような凡人には想像できない使命感や覚悟があるのだと思いました。
「かっこいい!」と簡単に言って良いものか迷いますが、でも本当にかっこよかったです!


それから、もうひとつ思い出したことは、路線バスでの出来事。
私がたまに利用する路線バスは消防署の前にも停留所があるのですが、ある日の夕方、その停留所からスーツ姿の男性が数人乗車してきました。乗ってきた瞬間に分かった他の乗客とは明らかに違う、身にまとう雰囲気が「きっと消防か救急関係の人だなあ」と感じさせました。
そうしたら、数百メートル走った先でその路線バスが交通事故に!
直線道路を走る路線バスの前に、突然駐車場から車が飛び出してきたのです。とっさに路線バスの運転手さんが急ブレーキをかけたので衝突は回避。
でも急ブレーキの衝撃が乗客に伝わり、私は座席から転げ落ち、頭の中は軽くパニックです。軽く腰を打っただけで済みましたが、他の乗客の中には頭をぶつけて血を流している人も…。
私は突然の出来事に身体がすくんでしまいましたけれども、消防署前から乗ってきた男性達は違いました。
一人は飛び出してきた車とバスの運転士に状況確認をして携帯電話で警察などに連絡をとり、残りの男性達は乗客に「落ち着いてください」と声をかけ、鞄の中から救急セット(!)と取り出して怪我をした乗客に応急処置をしてくれました。
目の前で展開されている迅速な行動に、さすが訓練されている人たちは違う!と感動したものです。
私の生活はこういった人たちの努力の下で守られているのだなあとつくづく思いますよ。
め組の大吾」を読んで消防士を目指している皆さん頑張ってください。ああ、でも災害対応の中で殉職されている人もいるのだと思うと悲しいですね。。