「三国志」２

三国志 (2) (潮漫画文庫)

読み始めると、次がどうなるのだろうとドキドキして止まらなくなりますねー。
権力欲って怖い…。

大国が大きく揺れ動くときの必然か、陰惨な事件が今巻も数多く起きますが、一番ショッキングなのは曹操がやらかした父親の友人宅での事件ですね。
腹が据わっていて切れ者だけれども、疑わしきは誰であろうと一つ残らず打ち砕く。個人的にはお近づきになりたくない人物でありますが、過剰かと思われるまでに自己を信じる強さが戦国の時代には必要なのかなあと思いました。

この巻で「本当の主人公であるとさえ言われる」曹操ですが、「蒼天航路」ではちゃんと主人公になってますね。

蒼天航路（1） (モーニングKC (434))

こちらも読みかけたのですが、私には表現がかなりキツ過ぎて２巻あたりで断念しました。でも曹操についてはさすが主人公、イキイキと魅力的に描かれているなと思います。