muna log

お買いもの日記だったり、つぶやきだったり

「orbital period」聴きました

ワタシハ ドンナニ離レテモ イツモアナタノ 周回軌道上

始まる物語の導入部、「voyager」から「メーデー」までの流れ。聴き手を世界観に引き込ませるのが上手いなあと思いました。
アルバムのオリジナル曲はどれも好きになれそうです^^ じっくり何度も聴きたい唄。
メロディーは「才悩人応援歌」が特に好みです。
「飴玉の唄」は切なくて、目の奥がじんわり熱くなる…。

咳をする君の 熱に触れて 命を知るよ


藤原さんの唄には、時に死の存在が感じられます。でもそれは終わりという意味だけじゃなく、以前に音楽雑誌のインタビュー記事にあった藤原さんのおじいさんが語った「着地点」を私は思い起こしました。
「星の鳥」の王様はまさにその着地点を見いだすことができたんじゃないかな…。

ブックレット「星の鳥」は、3年という長い期間に作られた唄たちを素晴らしく調和させてくれました。全て藤原さんが作り、メンバー皆で奏でた唄ですものね、離れているように見えてもきっとどこかで繋がっている、そう思います。