「キセキ」

キセキ(通常盤)

iTunes Storeで購入したので正確にはCDと違いますね。
年末特番でまとめて放送していたドラマ「ROOKIES」にすっかり影響されました^^ゝ　やっぱりこれは若い人のための唄だなあと思います。

夏、母が入院している病院に慰問してくれたブラスバンド部が、残った時間でこの曲を演奏してくれました。高齢者向けの他の曲に比べ、演奏してくれた子供たちはこの曲では特に張り切っている様子。
あどけなさが残る中学生の子たちがとてもまぶしく見えて、、、そして、何だろう…。とても残酷な光景にも見えました。ステージの子供たちと車いすから離れられない高齢の患者たち。残された時間の対比を突きつけられているかのよう。人目はばからず涙が出てしまった…。見回すとステージのそばにいるおばあちゃんも涙を流していて。でもその人の涙の意味は私とはまったく違うのだろう。孫を見るような眼差しかもしれない。若い命を愛おしいと思う気持ち、希望を託す気持ち、それとも…？

ホールの後ろの席には子供たちのお母さんたちがいる。
ああ、私が若くして子供を生んでいれば、ステージにいる子供たちと同じくらいの年齢になるはず。時間の重さを突きつけられているのは私自身でもあるのだ。