スパイラルに行ってきました

仕事帰りにちょっと寄り道。
昨日から始まったmina perhonen創立15周年記念の展覧会「進行中」です。
本当は休日にゆっくり見たかったですが、１０月は忙しくなりそうなので今日にしちゃいました。
minaのこういう催し物に来たのは去年の六本木以来かな。

疲れているし、さっと見て、さっと帰ろう、などと思っていましたが…。
まず、スパイラル入り口の左側にはファブリックボードのオーダーコーナーがあり、そこで足を止めてしまいました。
そこには、40cm×40cmのサイズを中心に３０種類くらいのテキスタイルで作られたボードが見本として展示されています。
お馴染みのsoda waterやtambourine、balladeというのもあったかしら。それから、rain chukkaやhappy camouflage。最近のものだとskipやchorusがありました。大きいサイズのものだとoasisやyukino-hiも。forest paradeも良かったな。birdは残念ながら売り切れでした。
で、私はおとなしくしようと思っていたのに、carnivalを注文してしまいました^^;;　あはは、やっぱり刺繍ものが好きですね。私より年齢が上と思われるスーツ姿の男性はoasisを注文してました。私も広い部屋に住んでいたならば…。

１階フロアの入り口では、今季のワンピースであるオレンジ色のpianissimoがお出迎え。右側に行くとお洋服のアーカイブが展示されていて、その奥にはウズラバッグなどの物販スペースがありました。bird birdやsoda waterの靴下もあって、欲しいなと思ったbird birdのレディースもの靴下はやっぱり売り切れてました。
私の後ろではスタッフさんに「東京出張のお土産に買いたかったのですが」と話しかけている男性が…。お目当てのお品は買えたかな？

入り口の左側にはデザインが生まれたスケッチブックや原画が展示されていました。ここのコーナーが一番興味魅かれましたね^^
carnivalの下書きから刺繍図案になるまでの展開やsonataの原画。京都、東京、パリのスタッフさん達にFAXで送られた皆川さん直筆励ましメッセージ。簡単に描かれた東京タワー、京都タワー、エッフェル塔のイラストが微笑ましかったです。皆川さんの文字や絵ってなんだか可愛らしい*^^*
そして壁のモニターには皆川さんが机に向かっている姿や、工場でテキスタイルが作られている様子が映し出されていました。2010s/sのwandarの刺繍を描く針の動きの細かさには驚かされます。皆川さんとスタッフさん、工場の皆さんの熱意と工夫でminaのテキスタイルは出来上がっているのだと思うと大切に着なくちゃなあと思いますねえ。

それからその奥にはegg bag型に裁断された（？）たくさんのテキスタイルが壁に貼付けられているコーナーとtori bagのコーナーがありました。tori bagの展示は鳥が木にとまっている感じです。一番てっぺんにあるtori bagは姿がよく見えなくて（汗）、普通に横に並んでいるほうがありがたかったかも。

展覧会では急ぎ足でしたが、面白かったです^^　図案や原画コーナーはもっとゆっくり見たかったなあ。皆川さんが書いたのかな？「未完」という文字が印象的でした。今回のタイトルも「進行中」ですものね。mina perhonenの物語は完結せず、未来へ続いて行く願いが込められた展覧会でした。