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お買いもの日記だったり、つぶやきだったり

鉄道片道10時間の旅 その2

さてさて。これを書くのを忘れてました。

八戸でスーパー白鳥に乗り込んだとき、聞き惚れたのが車内アナウンスの男性の声*^^*
私の好みの声ですわ(笑)。
声優さんでしょうか?「〜ございませんでしょうか」の響きがアニメ「リストランテ・パラディーゾ」を思い出させてくれました。


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そして列車は青函トンネルに向かいます。車内の電光掲示板もトンネルに近づくにつれ表示が次々に変わり、ついには「青函トンネルに入りました!!」と乗客を盛り上げようと頑張ってくれました。が、乗客の皆さんはおしゃべりに興じているか、旅の疲れで寝てる方々が多いです。私は遅いお昼ご飯を食べるのに集中していて、トンネル最深部では青いランプが光っているというのにも気づかずに終わっちゃいました^^;; 海底駅に停車すれば、また気分も違うんでしょうけれど通り過ぎるだけだしなあ…。ちなみにお昼ご飯は車内で購入した幕の内弁当。焼き魚やイカめしも入っていて美味しかったです(魚介類好き)。


この日、本州は曇り空。途中からは雨も降り、車窓から見える田んぼや里山も靄がかかって暗かったのですが、青函トンネルを出ると空の明るいこと!!まるで別世界です。天気予報どおり、北海道はスッキリ晴天でした。風景もすっかり変わります。東北はしっかり日本的風景ですが、北海道は少しヨーロッパのような雰囲気が漂ってますね。地形、それから木々の種類も違ったりするかな?民家もところどころにイエローやブルーの壁もあったりしてカラフルです。やっと道内に入った感激も、お腹いっぱいの私は眠気に負けて薄れ、うつらうつら…。そのうち列車は函館に近づき、車内放送が函館山や夜景の美しさについて説明してくれました。う〜ん、札幌に向かう前に函館に一泊するという手もあったよねえ…とちょっぴり後悔。函館駅や周辺は列車内から見ると想像よりも地味でした。でも、後から聞いた話によると駅舎は綺麗になって、あたりの風景も美しいそうですよ。いつか函館にも来よう!



函館駅での乗換えは慌てずに済みました。スーパー白鳥が着いたホームを挟んで真向かいに次に乗る特急北斗が待っていてくれるのです。階段を上ったり下りたりの煩わしさが無いっていいわあ。でも、北斗での席は一番前の車両だったため、祝日で混んでいるホームを少し急ぎ足で歩くことになりました。シートに座りホッとした私は疲れがドッと出て、そのうちすっかり熟睡。前の週にひいていた風邪がまたぶり返したのか、頭が少し痛いような重いような感覚のせいもあったかもしれません。

列車が長万部に着いた頃にふと目が覚めると、車掌さんが一人の男性乗客にお説教しているような様子が^^; どうやら指定席券を持たないのに指定席に座っていたようです。そんな状況を伺いながらも外を眺めていると段々に頭がクリアになってきました。1時間くらいの短い時間でも睡眠をとったお陰で頭痛もひいたようでした。その頃には日も暮れて寂しい風景に…。地方は特急停車駅でも寂れているところがありますね。駅舎が風化しすぎじゃないだろか。あれは少し賑やかな駅かな?と近づいてみると、大型スーパーや大型電気店が連なる都内でも見かけるよく見る景色に別の意味で寂しくなったり。なんだかな。


札幌駅に到着したのは19:00頃。もう夜です。列車の扉が開くと、もう涼しいとは言えない肌寒い空気が身を覆います。とうとう北の地に着いたと実感。でもホームの椅子に座っていた男性は道内の人なのか半袖でした。私が寒がりなんでしょうか。


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往路についてはひとまずこんな具合です。復路はね、贅沢にもグリーン車に乗っちゃいました^^ 余裕があれば書くかもです。