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お買いもの日記だったり、つぶやきだったり

「JIN-仁-」#7、#8

感想を書きそびれてました(・∀・;)



この作品で感じる感動はなんと表現したら良いでしょう。

じんわりじんわりと…。くるのですね。


武田鉄矢さんの緒方先生…第7話が最後の登場でした。

仁先生の寂しさを冥土の土産に持っていきます、のくだり、、、なんて懐の深い、優しい言葉かと思いました。


緒方先生自身も故郷から遠く離れた江戸で仕事に打ち込みながらも、隠しながらも感じていた寂しさ。

仁先生が未来から来た人だということが真実だと分かったとき、緒方先生がまず先に言葉に出したのが、仁先生を覆っていた寂しさに対する心遣いでした。そして未来の医術に対する希望。本当に思いやり深い人だと思います。緒方先生が出資者の元に足しげく通い土下座までした苦労は、いわば大人の事情の苦労ですね。仁先生はたぶん今まではそういう苦労をしたことはなかったでしょうから、緒方先生はそれを全部引き受けてくれてたことでしょう。背中で見せてくれた、江戸での「師」でしたね。


武田鉄矢さんはやっぱり「先生」の役がお似合いですねえ。



そして、第8話。

今回は恭太郎さんもせつなかったですね…。


私もですね、初音さんの「小さい器も良いものですよ」の台詞にはジンときたので、恭太郎さんの心が楽になった気持ちは分かるなあ。その言葉をかけてくれた初音さんに惚れちゃったのですね、恭太郎さんは。
旗本の長男の重圧、何も手柄を立てられない自分への焦り、悩み。いつも側に坂本龍馬なんていう、どでかい人物がいますからねえ。だいたい龍馬は特殊すぎるんですから、比べないほうが…とは言っても無理なんでしょうね。
皆、各々が「器」を持ち、それが試されるときがある。形も大きさもそれぞれ。自分の持つ器をどのように活かしきれるか、、、それがテーマの8話でした。
ラストの男泣きする恭太郎さん役の小出さんの演技良かったですね。恭太郎さんは自分にできることを精一杯やってる!振り返ってみれば、そうだよね。彼に会えなかったら、今頃、仁先生はのたれ死にしてた可能性だってあるんですから。
恭太郎さんを励ます仁先生や龍馬もとても良かったです!あんな言葉をかけてもらったら、そりゃもう私だって感激しちゃいます。


さて次回、9話はついにあの話に近づくのでしょうか。
龍馬は「わしは死なん!仁先生に助けてもらう!」なんて言ってますが、その信頼深さは天晴れ!なんですが、手に負えないほどの深手を負ったらどうするんですか(泣)。
そして、あの写真。仁先生が捨ててしまったあの10円玉。

やっぱり気になります。